おむつなし育児 実践手引書

DreamNappiesの『おむつなし育児 実践手引書 』

~トイレコミュニケーションを味わおう~

 

・日中のすごしかた

 

日中のある時間はできればおむつなしですごしてみませんか。

赤ちゃんもとっても快適です。

 

ご報告のメールでは、

日中おむつを外したとたんに、

赤ちゃんがめったにしない寝返りをうったのだとか。

 

ノーパンならぬノーおむの時間を作ってみてください。

 

おしっこをしたら? せっせと拭くのみ!

 

・夜の過ごし方 

夜は、ウールマット(自然の防水作用があります)にバスタオルを敷いて漏れ対策しておくと便利です。

子どもたちが夜泣いたり愚図ったりするのは、おっぱい以外にも、

おしっこがしたい、というときが多いようです。(おしっこがでてからでなくて!)

ふにゃっと泣いたりしたら、とりあえず枕元に置いたおまるにささげてあげてください。

 

って段々シンプルになって、おむつ屋さんもあがったりですが、それもいいと思います。

たよらずに過ごせるときは使わず、

それでもおむつにたよるときも勿論多々あります。

 

  

 

 

・タイミングをつかむやり手水

 

たいていの赤ちゃんは寝起きはだいたい必ずおしっこがでるものです。

寝起きにやさしく「おしっこしよっか」とトイレやおまるにあかちゃんをささ

げてみてください。

 

先ずは赤ちゃんの足と体をささえて

トイレやおまるにかざしてくださいね。

 

そして「しー」と声をかけながら、嫌がらなかったら最初は2,3分。

 

あんまり長いと赤ちゃんもママも疲れるからそれくらいで。

 

だんだんコミュニケーションでいい時間がわかってくるでしょう。

 

それから、赤ちゃんが嫌がった時点ですみやかに終了しましょう。

(これ大事)

 

おしっこが出たら、「おしっこ出たね」と教えてあげましょう。

 

赤ちゃんはまだ

自分のそこからおしっこが出るということを知らないのです。

だから経験を言葉でつなげてあげましょう。

 

そうやって居るうちに、

段々と「しーっ」の合図で赤ちゃんが

意識を“おしっこ”に集中するようになります。

 

ママと赤ちゃんが意識を重ねることができる一瞬です。

 

うちの息子は今24ヶ月の時点でも、

いまだにこの掛け声をかけながらおしっこを促しました。

そして出たら、「でたねえ」と母は嬉しくなったものです。

 

サインを見逃さないで、というと、

分からない自分が鈍感なのかなあと思ってしまいます。

 

実際私はあんまりサインが分からない人でした。

 

ですが、二人目を経験して、

「新生児のときはそうだったとしても、

サインは一方的に出ているわけではないな」

 

と思うようになりました。

 

子どもとコミュニケーションするにつれ、

「サインは親子で作るものだなあ」と思うようになりました。

で、その契機になるのが、寝起きのおしっこなのです。

 

こういった過程も親子によってそれぞれで、

どれが絶対正しいとか、間違いというのはないとおもいます。

 

親子で無理のないように、やり方を模索してくださいね。

 

うまくいってても、途中必ずイヤイヤ期なるものもやってきます。

 

でもこれはもしかしたら成長する為には必要な事なのかも。

せっせと対処しているうちに、気が付いたらステップアップしていた、

ということも多々あります。

 

行き詰ったら誰かに相談してみてください。

相談できる人がいなかったら、どうぞ店主にご連絡ください。

 

仲間がいたら楽しみも倍増です。

 

不定期にに布おむつの会(排泄コミュニケーションの会)も催しています。コミュニティの中で経験をわかちあいましょう。(開催のご要望問い合わせからお寄せくださいね)

 

-あったら便利なコミュニケーショングッズ-

ホーローおまるwithおまるカバー(新生児から卒業まで使える)

おむつバンド(輪おむつとともに)

ウールソーカー(ウールパンツ)

トレパン(数ヶ月から使える小さいサイズあり)

ウールパッド(自然の防水マット)

また割れパンツ

かわいくて使える海外の布おむつたち

おむつなし育児の本