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なぜに布おむつ?
その1 「ナチュラルな生活と紙おむつ、布おむつ」
このお店はひとりの娘のハハが運営しています。布おむつってどうしても面倒だとか、しんどいとか、色々と誤解をうけていることって多いなあとおもい、「めんどうな時もあるけど、けっこう楽しい(店主的にはめちゃ楽しい)奥深い世界がある」ことを知って頂きたくてこのお店をオープンしました。
もちろんそんな楽観的な理由だけではありません。紙おむつの弊害(高分子ポリマー、原料の消費、固形ゴミの増大)、そして、布おむつの弊害(水の消費と廃水)、そのどちらもが、今の私の布おむつライフを楽しんで続けるための課題です。布おむつを始めたのは、できるだけナチュラルな生活を営みたいという思いからです。今って、なにが「自然」かわからない、っていう声も聞こえそうですが、その一つの目安として、自分や自分の愛する人、自分を取り巻くものに対して負荷をかけ過ぎない生活、ということを思い付きました。でも、それもどういうことか分からない。それでは、少しずつ知ることから始めませんか。知ること、知った上で何を選ぶかは法に触れない限りその人の自由です。
紙おむつは紙100%ではないということ。中の高分子ポリマーの継続的使用による安全性はまだ未知の世界だということ。そして、紙を1年365日はいている、ってよく考えたら自然じゃないよな、と思います。もちろん、それを言えば、おむつだって不自然です。でも、布おむつをできるだけ自然に使う工夫をしたいと思います。娘を生んだ産院は紙おむつでした。だから、何の違和感もなく、「紙」を選びました。でも、今思えばもっと色々な情報がほしかったな、と思います。
紙おむつは卒業するまでに、トン単位のゴミがでます(1〜2トン)。「ほんまかいな」と思ったので、おしっこ済み紙おむつの重さを測って計算してみました。「ほんとだった・・・」あの毎回ゴミを捨てる時のちょっとした罪悪感は、やっぱり根拠のないものじゃなかったんだなあ。今紙おむつが主流だと言うことを考えると、それはとてつもない量になります。それを燃やすのにかかるエネルギーや弊害、燃えた後なかなか土にかえらない物質のことも気になります。
でも、布おむつが何の弊害もない選択かといえば、それはどうも違うようです。布おむつにしてから、水道代が上がったと言う人、結構いるんじゃないでしょうか。うちなんかも、最初は洗濯機を2回まわしてました。今は風呂の残り水を使った炭洗濯で、すすぎ1回です。
布おむつという選択は紙おむつよりも水を沢山つかうという選択でもあります。そして、洗濯によって、水を汚している、ということでもあります。合成洗剤でなくても、石鹸でも水はよごれます。水を汚すことは、めぐりめぐって自分達の身体を汚すことに他なりません。楽しい布おむつ育児を広めたい店主にとって、これは重大なことです。
でも、布おむつの場合、うんちの処理や、洗濯の仕方次第では、このリスクを減らすことはできます。だから、エコ洗濯、節水洗濯を考えたいのです。そして、これは、しんどいやり方だとダメなんです。楽しく、得をしながら、エコ生活じゃないとダメだと思います。そうじゃないと続かないからです。だから毎日、もっといい方法はないかな、お金も、体力も、資源も極力使わずにできる方法ないかなー、と考えています。これからもずっと考え続けます。いい方法があったらそのつどお知らせしていきます。みなさんも教えて下さいね。
その2 「布おむつを愛する理由」
このあたりは店主の個人的見解です。参考までに・・・
○「布おむつ」ってきくと「どうして今さら?」と思う人も多いのでは。でも、現代人って、なんでも万能なものを求め過ぎてる気がします。洗剤は除菌で、洗濯物は真っ白、使い捨てを濫用して、何もなかったことにしてしまう。便利な世の中だけど、どこか不便な感じがします。そんなときに、ちょと手間はかかるけど、愛をもって使うことができるものが身近にあるって大切なことだと思います。それは今よりも少し昔の人たちが当たり前にやっていた、ちょっとなつかしい生活の一部を取り戻すことなのかも知れません。
○お気に入りの洋服ってとっても大事に着るし大事に洗濯します。そう言う時は面倒だなんて思いません。同じようにかわいい布おむつは洗濯するのも干すのもたのしいんですよ。自分が選んで、大切につかう、っていうママやパパの姿が自然と赤ちゃんにも伝わるのではないでしょうか。
○ 布おむつって自然だなあとおもいます。使って、洗って、畳んでまた使って。その自然さ、太陽のにおいがするおむつがなんとも言えず好きです。自分がふかふかの洗いたてのシャツを着た時、とても気持ちよいように、娘もきっと洗いたてのおむつは気持ちいいだろうと思います。
○ 布おむつには色々なケアが必要です。洗濯もその一つ。どうせやるんならこれも楽しく、自分にも娘にも、おむつにも優しくしたいと思います。色々試しているうちに、お風呂の水を再利用した炭洗濯にであいました。ものぐさな私にぴったりなのと、その自然さがとても気に入っています。
→ 布おむつ洗濯方法
○ ゴミがとっても少なくなったことも布おむつを使いはじめてから。今では週1回しか出してないというものぐさぶり。真夏はむりかな。。。
○ コストですが、紙おむつよりもコストがかかると言うことはないです。自分のライフスタイルに合わせてコストが決められるのも布おむつのよいところなんです。でも、コストっていったい何に対するコストなんだろう?コストって言うのはモノだけに払うものではないと思います。それに附随するもろもろ、楽しいこともしんどいことも、全部ひっくるめてだから、本当は安いとか、高いとか、一概にいえないかもしれません。
こんなかんじの理由から布おむつにはまってしまった店主ですが、布おむつを愛する余り、紙おむつを全否定するつもりはありません。紙おむつが必要な時も絶対にあるからです。でも、「紙おむつ」というものの存在について、これからも考え続けたいと思っています。
Dreamnappies.com「布おむつ」のお店 店主 たむら みほ
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